PAGE  POP  No.1  No.2






jonathan coleclough / period
anomalous nom 4 cd
 小さな音で持続するシンセの上にピアノが呟くようにのる極上の瞑想サウンド。時折みせる変化が楽しい。PCで色塗ってるときにかけると集中力が上がった気がします。細野さんの瞑想系が好きな人には是非聴いていただきたい。ただし癒し系などではありません。2枚組CD。

Ultra / Stain
Dom America Dom US CD 12
 ローファイに録られたピアノの音がえもいわれぬ恐怖感を出してます。特に音階として認識できないくらいの低音は威圧感たっぷりです。逆に声はクリアだったりするのが変な夢を見てるようで寒気がします。02年作。

Ain Soph / Rituals
Old Europe Cafe OECD-042
 ゴシック・ノイズ。陰鬱としてます。音数が少なく、耳に残るリフがゆったり流れて、そこに囁き声や壁を叩くような音がこだまします。まるで地下室にでも幽閉されて、ちょっと気がふれかけてる状態のようです。85年作?

JURAJIUM / Jurajium
ALCHEMY ARCD-096
 日本のノイズは爆音系が多くてあまり聴かないのですが、この作品は良く聴くのです。ギターノイズ(JoJo広重氏)とエレクトロニクス・エフェクトの絡み。妙に劇的な展開があったり(1曲目7分あたりのパノラミックな音は最高です)。アナログなエフェクツ満載なのもかっこいいです。97年。

das ich / anti'christ
MASSACRE RECORDS MAS CD0322
 ゴシック・インダストリアル。なんというメロディアスさ。ポップさとインダストリアル具合。ストリングス・アレンジのカッコよさ。耽美に寄り過ぎないしわがれたヴォーカルのバランスも最高です。マリスミゼルとノイバウテンの融合と言ったら誤解が多いかな?(笑 02年。

Genet-Plouvier / Plaisirs et Penitences
T4A T4ACD2
 恐い夢のBGMとして流れてそうな曲集です。決して解決しない、だから救われない、映像的にグロとかでなくて精神をじわじわとやられていくタイプの夢。数曲挿入されるアグレッシブな曲が素晴らしいアクセントになってさらに恐しさを増してます。プログレの棚にありましたが・・?90年。

細野晴臣 / 銀河鉄道の夜
TEICHIKU TECN-18035
 劇場アニメ「銀河鉄道の夜」のOST。原作は勿論宮沢賢治。OSTという制限の中でも細野さんの味はこれでもかと出てます。時に寒気のするほどの幻想的な音はやはりどこか攻撃的です。エンドテーマはどこかに連れ去られてしまいそうで素敵です。85年。

NAMCO / Super xevious
SCITRON SCDC-00099
 ナムコの「XEVIOUS」細野晴臣氏によるアレンジ版。アニメの主題歌以外で最初に買ったレコード。私をテクノの世界に引き入れた作品です。当時、この世にこんなにかっこいい音楽があったのか!?と感動しました。84年作。当時は12インチでした。CDは01年。変なリミックスは無いほうが良かった。

坂本龍一 / Esperanto
MIDI MDCL-1244
 モリサ・フェンレイのダンスパフォーマンスのための音楽。のCD。1曲目のハイテンポなエスニック・テクノは絶品です。全体としては環境よりで、ビート感のあるもののほうが少ないです。こんなアルバムからシングルカットしてSteppin' into Asiaを作るとこがイカシテマス。85年作。

cranioclast / koitlaransk & ration skalk
musica maxima magnetica eee 25
 澱みくすんだ音。やはりイメージされるのは廃工場など、廃れたものです。ひたひたと近づいてくる終末の時。気持ちは沈んで行きますがとても落ち着きます。世界に絶望したい時にうってつけかな?1985年作の1stとライブカセットの再録。

cranioclast / iconclaster
musica maxima magnetica eee 09
 荒廃した世界。かすれた金属摩擦音、耳障りな高周波、動物の鳴き声、わずかなストリングス。もう人間は居なくて、汚染されて姿の変わってしまった少数の動物と朽ち果てた建築物だけが残ってる、そんな映像が浮かびます。92年。

MATHIAS GRASSOW - KLAUS WIESE / MERCURIUS
ARYA Y11
 持続音系と勝手に呼んでます。シンセの鍵盤を押しっぱなしにしてると音がずーっと鳴りますよね。あれです。ほとんど変化なしの展開。それが酷く気持ち良い。爽やかな朝の一瞬を切り取った感じですが、実はもう全てが終わってしまってるのかも、という不安感が隠れてます。2000年作。

Throbbing Gristle's / Greatest Hit's
MUTE 9 61001-2
 異様なノイズ、異様なテクノビートが交錯するベスト盤。全身大火傷を負った女性の曲「Hamburger lady」と強烈なギターとヴォイスの「Subhuman」は背筋がゾッとします。インダストリアル・ミュージックという言葉の創始でもあります。曲は77年から81年くらい。CDは90年。

DEAD CAN DANCE / AION
4AD 9 45575-2
 私は宗教色が強く感じたのですが、それは音の趣が更に古いヨーロッパにまで至ってしまったためなのでしょうか。しかし、このユニットの最高傑作なのは間違いないでしょう。大聖堂に流れる音。ちょっと中東っぽいメロもあったりします。90年作。

DEAD CAN DANCE / WHITHIN THE REALM OF A DYING SUN
4AD 9 45577-2
 中世ヨーロッパ的クラシカルな音。ただし味付け程度ではなく根幹にそれがあるので、重くて暗いです。リサの歌は荘厳に響きます。「CANTARA」では力強く導くように、「SUMMONING OF THE MUSE」では天に救いを求めるように。CANはクィーンズイングリッシュの発音でカンです。87年作。

渡辺晃一 / 電子音楽1978−1979
Doppelganger records  DPCD-01
 12歳のときに作った曲って本当なんだろうか。ちょっと身体の具合が良くないときに寝ながら聴いてると、眠る1歩手前の状態がずっと続くような感じになって非常に良い電子浮遊音。20分ほどの曲が3曲。1978−79年作。CDは98年。

V..A / THE 150 MURDEROUS PASSIONS
UNITED DAIRIES  UD09CD
 WHITEHOUSE、Nurse with wound 等の混成メンバーによる。間隔のあいた金属打撃音と残響音が気持ち良い。時間が止まったような錯覚が味わえる。ピアノ、奇声等の編集具合はS・スタップルトン氏の技なのではなかろうか?絶妙。1981年作。

CURRENT 93 / IN MENSTRUAL NIGHT
DURTRO 020CD
 女性の囁き声、コーラス、子供の声等ほとんど声のみの楽曲が心地よい。深くリバーブがかけられていてちょっとした恐怖感もかもしだしてくれてる。とうりゃんせの歌はやはり怖いと再認識。全体的な空気はとても澄んでいて心地よい。1985年作。

CURRENT93 / DAWN
DURTRO  002CD
 教会の鐘が幾重にも重ねられ、そこに更につんざくようなギターノイズ、オルゴール等が重なる。とにかく鐘の音が荘厳。ゴシックとそれを破壊するギターのバランスの妙。アナログ盤とミックスが違うのですが私はCDの方が好みです。1986年作。

SPK / AUTO DA FE
Alfa  ALCB-694
 初期シングルと中期12インチの合わせもの。何と言っても「SLOGUN」が過激。暴力的。もうキ○ガイの域。中期の呪的なリズムの曲も儀式のようでこちらもなにげにテンションが上がる。1979−83年作。

COIL / HORSE ROTORVATOR
ROTA  CD1
 1stスカトロジーよりバラエティーには富んでないものの、アルバムの整合感があって私は好き。秀逸な音作りで漂う緊張感と悲壮感は何ともいえないです。テーマは「死」と聞いてありきたりと思うことなかれ。巨大マシーンHORSE ROTORVATORって・・・どんなの?1988年作。

大谷 幸 / 灰羽連盟 サウンドトラック
Pioneer  PICA1270
 アニメのサントラでここまで繰り返し聴いたものはなかったです。単純に室内楽として素晴らしい出来なのではないでしょうか?DVD3巻おまけの未収録曲集「プチノネ」も素晴らしいです。MDにまとめて聴いてます。2002年作。

converter / blast furnace
ant-zen  act 113
 最初にこんないかしたハーシュ・インダストリアルを聴いてしまったのでその後同ジャンルで同レベルのものを探せてません。ひび割れ歪んだ音によるテクノビートがこれほどまでに心トキメクものとは!2000年作。

LAIBACH / LET IT BE
MUTE  CD STUMM58
 ビートルズの同名アルバムのタイトル曲以外をフルカバー。重いビートにバリトン&デスヴォイス。編曲はミリタリー・マーチのごとく。原曲の面影全くなし!サイコー!1988年作。

Einsturzende Neubauten / Haus der luege
Some Bizzare  BartCD333
 Meint ihr nicht・・ブリクサの語りから始まってカットインされる轟音ノイズ。それを繰り返してやがてベースが鳴り出してFEURIO!が始まる展開が燃えすぎ。メタルジャンクノイズとビートの兼ね合いがかっちりしてるし、曲の展開も単純にかっこいい。エレボにも好影響を与えたのではなかろうか。1989年作。

Einsturzende Neubauten / Halber Mensch
Some Bizzare  BartCD331
 ゴシック・ホラー・コーラスの1曲目が鳥肌ものです。1st、2ndと比べ格段に金属ノイズが整理されて「Yu−Gung」「Z・N・S」などはダンスミュージックとメンバー自身に驚かせたほどだとか。ブリクサの搾り出すようなヴォーカルはシビレます。1985年作。

LINIJA MASS / EISERNE REVOLUTION
Membrum Debile  MDP6000-52
 ロシアのマシンノイズ12インチ。蒸気機関車のような音が全編にわたって鳴り、金属が擦れ、軋み巨大な何かが疾走しているかのようなノイズ。この力強さは「ダブルウリアッ上」並。2000年作。
  アナログのためジャケットはそのうちに

Nurse with wound / THUNDER PERFECT MIND
STREAMLINE 1020
 コラージュ・ノイズの神が何を思ったのかミニマル・テクノ・ノイズですよ。しかも打ち込みでないらしいです。「COLD」という曲名どうりの硬質で冷ややかな音の連打とうねりは今まで聴いたどのテクノよりも創造的でした。1992年作。
  アナログのためジャケットはそのうちに
Nurse with wound / Brained by falling masonry
Laylah
 B面「A short dip in the glory hole」は私的に3本の指に入る名ノイズです。底の無い穴に落ちていくような女性の悲鳴が頭の中いっぱいに響き渡るのは快感です。展開も物凄く劇的。CD音源化されてますがMIXが変わってて残念。こちらのほうが断然良いです。1984年作。
  アナログのためジャケットはそのうちに


PAGE No.1 No.2